地形から生まれた「鷹巣」と「前山」

私たちの「くまさん自然農園」のある北秋田市は平成17年、鷹巣・森吉・阿仁・合川の4町が合併して誕生しました。「母なる河」、米代川流域と白神山地の 懐に抱かれた鷹巣盆地にあり、自然豊かな地です。米代川は古くから洪水を繰り返し、その氾濫原から作られた小高い段丘の台地が「高州(たかす)」と呼ばれ たことから「鷹巣」の地名が生まれました。
また、羽州街道が山麓を横断する「前山」は、米代川に注ぐ前山川の下流で米代川に突き出した山根ぎりぎりまで田地が伸びた地形から、「前山」と呼ばれたそ うです。特異な地形と枝沢が多い前山地区は昔から人々が協力して田畑を作る自作農家で“協働のむらづくり”精神が根づいていました。
「天保飢饉」(1832年〜1836年)でも、前山村は大凶作に備えて「籾」を蓄えていたことから、鷹巣村とともに一人の餓死者も出さなかったとの記録が残っています。前山には豊年満作と厄除けを祈願する珍しい盆踊りが伝承されていますので、またお話しましょう。

コメントは受け付けていません。

このエントリーのトラックバックURL: