11月5日は「いい(11)たまご(05)」の語呂合わせから、日本養鶏協会が制定した「たまごの日」です。 日本人の卵好きは世界でもトップクラスで、1人あたりの年間消費量は約339個と世界第2位。これは世界平均の約2倍にあたる量であり、日本の食卓に卵がいかに欠かせない食材であるかがわかります。
日本で卵が庶民の食卓に広く普及したのは江戸時代以降のことです。それ以前は卵は貴重品でしたが、明治時代の「文明開化」とともに養鶏が広がり、牛鍋(すき焼き)の流行で生卵を食べる食文化が定着しました。 戦後、養鶏技術の進化で卵がより身近になり、卵かけご飯や親子丼など、生食でもおいしく食べられる日本の独自の卵文化が花開きました。
タルタルソースや卵サンドなど、マヨネーズと卵の相性の良さはすでに多くの方がご存知のことですが、その理由は、マヨネーズに含まれる卵黄レシチンにあります。 マヨネーズの油分が卵をやさしく包み込むことで、加熱しても卵が固くなりすぎず、冷めてもふわふわ、しっとりの食感が続くのです。
玉子焼きにふわっと感を出すためにマヨネーズを加える裏技も、この原理に基づいています。科学的な側面からも、マヨネーズは卵の美味しさを引き出すために欠かせない調味料と言えるでしょう。
また、マヨネーズの美味しさは、良質な卵が決め手です。当社「くまさん自然農園」の比内地鶏卵マヨネーズは、北秋田の豊かな自然で育った比内地鶏の全卵を使用しています。比内地鶏の卵は約2日をかけて1個産まれる希少なもので、黄身が盛り上がり、濃厚で臭みのないコクと深い味わいが特徴です。さらに、添加物や保存料は一切使わない自然な味わいで、素材の味を邪魔せず引き立てます。
ぜひ「たまごの日」には、当社自慢のマヨネーズで、卵料理をお楽しみください。美味しい卵を主役に、小さな驚きを食卓へお届けします。