これから機能性(エビデンス)が解明される“雑穀”たち

古代の主食が“ひえ、あわ、きびやそば米”だった時代“雑穀”と呼ばれることはなく、稲作が始まり“米”がその座を奪うと、ひえ、あわ、きびはひとからげに“雑穀”と呼ばれるようになりました。雑として追いやられた感じですが、雑の語源は“おおまかなくくり”でとりあえずの位置ですからこれからそのエビデンスが解明される予備群でしょうか。雑穀予備群は広く未来が期待されます。
古代米の仲間では黒米や赤米があり、麦の仲間では大麦、小麦、押し麦、はだか麦、もち麦、はと麦、ライ麦やエンバクと賑やかです。
豆の仲間も雑穀と呼ばれていますが大豆や黒豆、小豆、青はだ大豆がありますが独立組の雑穀かもしれません。その他にアマランサスやキヌア、ワイルドライスなどが人気の雑穀として注目されています。
21世紀に入り植物栄養素の機能が研究され古代の雑穀たちがスーパーフードとして再び脚光を浴びる時代となっています。