「雑穀」から健康「主穀」へ

いま雑穀が世界的に注目を集めています。その理由は優れた植物栄養素の力で栄養学がその効能を実証しているからです。例えば、「キアヌ」は、鉄分が豊富で貧血の予防に良い。「アマランサス」は、カルシウムやビタミンB群などが豊富で骨粗しょう症対策に最適。「キビ」は、抗酸化力が高く体の老化防止。「ヒエ」は含有タンパク質が善玉コレステロール値をアップし、細胞を元気にして脂質代謝を改善。「黒米」は、ポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富で抗酸化力が高く目の疲れを改善。「大麦」や「モロコシ」は、食物繊維が便秘を解消しコレステロール値を下げ、腸を整える。「ハトムギ」は、含有コイクセノライドが美肌効果を促進。「ソバ」は、ルチンが高血圧予防に効果あり。
と雑穀たちの豊富な植物栄養素の効能が注目されているのです。「21世紀は植物栄養素の時代」と言われていますが、雑穀こそ主穀として食生活の中心にしたい機能性食材ですね。現代の栄養学がそれを実証しています。