見直される雑穀の底力

機能性表示食品が注目され、食事が健康の素と再認識される時代「雑穀」に含まれる豊富な植物栄養素の機能と効用が見直されています。雑穀に含まれる「ポリフェノール」は、植物を紫外線から身を守る働きをするように人間にも同じ役割を担ってくれるのです。ポリフェノールには5,000種類以上あるのですが、雑穀の色素や苦み、渋みなどに多く含まれ強い抗酸化力とともに紫外線に負けない身体を作ってくれます。また、体内で合成できない「必須アミノ酸」を雑穀から摂取できることです。リジンやパリン、ロイシン等の9種類の必須アミノ酸が免疫力を高めてくれます。
そしてもう一つは、カリウムやナトリウム、鉄分や亜鉛などの豊富な「ミネラル成分」が体調を整えてくれる働きがあることです。
「雑穀」を代表するこれらの3つの成分が一緒に摂れることが注目されています。雑穀の底力はまだまだ未知数で、その可能性は広がりそうです。