聖なる種「マノーミン」に注目

「マノーミン」という雑穀をご存知でしょうか。英語名では「ワイルドライス」、日本では「まこも」と呼ばれ、イネ科マコモ属の植物の実で稲の原種といわれています。
古くから北米に自生し、インディアンが常食してきたザイザニア、アクアティカとも呼ばれる水草の実で“聖なる種”といわれ偉大なる精霊からの魂「マノ」と種という意味の「ミン」から「マノー ミン」と呼ばれ、黒米を倍くらいに長くした細長い形をした実でナッツのような香ばしさとモッチリした食感が特徴の雑穀です。
サラダやスープなど野菜感覚で利用され、栄養価も高い機能性食材として注目されています。良質のタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富で脂肪分が少なく、食物繊維にも富み消化のよいのも特徴です。
古代人が食していた“パレオフード”の高機能性が解明され、健康社会づくりに役立つ食材として活用されることに期待です。